五行説「相生と相克」
前回まで、それぞれのタイプについて書いてきましたが、大切なのはバランス。
金運あげたいから、「金」を強くしたい!
胃が弱いから、「土」を強くしよう。
と思いがちですが、ひとつが強すぎるのも良くないのです。
「相生(そうじょう)」と「相克(そうこく)」という考え方があります。
相生とは?
時計回りに、
「木生火」木が燃えて火を生みます。
「火生土」火は燃え尽きて土となります。
「土生金」土は金(鉱物)を生みます。
「金生水」金は冷えると水滴(=水)ができます。
「水生木」水は木を育みます。
というように、お互いに助け合って、相乗効果をあげる関係性なのです。
なので、どこか弱っていたときに、その部分だけを強化するのではなく、そこを助けてくれるところにも目を向けるといいですね。
もちろん、モンテケアは、「相生」を利用して、相乗効果を高めたトリートメントですよ。
相克とは?
相生とはことなり、お互いが抑制しあう関係性になります。
「木克土」木は土に根を張って土の栄養を奪う。
「土克水」土は水を吸収し、流れをせき止める。
「水克火」水は火を消す。
「火克金」火は金属を溶かす。
「金克木」金属は木を切る。
いろんなことが、いろんなものがつながっている。
人も、身体も、物事も・・・。
バランスが大切。
お互いに補いながら、助け合いながらですね。