足がむくむのは?
デスクワークなど、座りっぱなしの状態が続くと、足がパンパンにむくんでしまう。
重力があるので、足先に流れた血液は、上にあがるのが大変。
心臓がポンプ機能をしていますが、足先は心臓から遠いので威力が弱ります。
それで、どんどん血液やリンパが滞ってしまい、むくんでしまいます。
コロナ渦、リモートワークで、通勤で歩くことも減ったなど、ますます動かなくなっているかたも多いのではないでしょうか?
このむくみを解消する一番のポイントは、
ふくらはぎの筋肉を動かすこと。
すると、ポンプ機能として働いてくれて、血液を上に送り出してくれます。
おすすめ運動
跳躍(ちょうやく)運動
跳びはねる!いわゆる、なわとびです。
むくみ改善にもいいし、全身運動でカロリー消費も高く、ダイエットにも効果的です。
職場でなら、トイレに行ったときにこっそり「エアーなわとび」してみてください。
踵(かかと)の上げ下げ
職場で跳躍運動が難しいとか、膝が弱い方はこちら。
また、座ったままでもできるので、やりやすいですね。
足先を台に乗せて高くする
足先を台に乗せて平行に近い状態にすることで、自然と流れやすくなります。
足首まわし
座りながら、こっそり足首をまわしてください。
足の指をグーチョキパー
靴を脱いで、足の指で「グー」「チョキ」「パー」を繰り返す。
立って仕事や作業をする
座ったままだと、股関節まわりも圧迫され、血流が悪くなります。
立って仕事や作業をするのも、少し軽減してくれます。
効果的なのは、跳躍運動と踵の上げ下げですが、環境に応じて、行いやすいものをチョイスしてみてください。
足首回しや、グーチョキパーは転倒予防にもなります。
着圧はいいの?
着圧靴下やタイツを履くと、足がスッキリする。
これは、血液が足先(下)に流れるのをせき止めて、むくまないようにしているだけ。
血流をよくしているわけではないのです。
その状態が続くと、むしろ血行不良や冷えなどがでてきます。
そして、より、むくみやすい自分づくりとなってしまいます。
私も、今より15kg太っていたころ、細くなると聞いて高額な補正下着にキツメのストッキングをはいていました。
痩せることはなく、締めつけで黒ずみができて、消えるまでに10年ぐらいかかりました。
恐る恐るストッキングをやめたら、意外とむくまなかったんですよね。
思い込みって怖い。
ただ、今はいろいろな素材や機能をもった着圧があるので、すべてがダメとは思いません。
その商品のむくまない仕組みをチェックして、流れをよくするようなものなのか?確認して使用されてはどうでしょうか。
まずは、ふくらはぎを動かして、自分の力で改善していく。
健康的に改善して、美脚を目指しましょう!